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2025-03-16

トヨカワイラスト研究室のイラスト展「スーパーラブ♡地獄」(2024年)

スーパーラブ地獄のビジュアル

スーパーラブ地獄のビジュアル

スーパーラブ地獄のビジュアル

スーパーラブ地獄のビジュアル

トヨカワイラスト研究室のイラスト展「スーパーラブ♡地獄」

2024年7月23日(火)〜8月12日(月)

青森県立美術館 B1F ワークショップエリア

青森県内5つの美術館・アートセンターにて開催された「AOMORI GOKANアートフェス2024」。

青森県立美術館の企画展「かさなりとまじわり」にて開催中の青森県ゆかりの若手作家によるリレー展示に参加させていただきました。

今回は「地獄」がテーマのイラスト展です。

生前、殺しや盗みなどの悪いことをした人々が死後におそろしい罰を受ける世界を「地獄」といいますが、日常会話でも「地獄だ」と聞くと、救いのない様子であることがよく伝わってきます。
私にとって一番の地獄は「さみしい」ことでした。自分はいたって普通の人間だと思っていたけれど、孤独感ばかりが頭の中を占めていることに関しては自分は異常だと思っていたので、普通になりたいとずっと願っていました。

このさみしさがあったからこそ今の自分があるという考え方もできますが、そうだなと思う反面、私はさみしさなんてこんなのない方がいいだろとも思います。
人生に無駄なことなんてないという言葉もよく見聞きしますが、そうだなと思う反面、無駄だったと思わせてくれよと思うこともあります。
約20年のさみしい地獄を経て、でっかい反抗期のような状態になった現在の私は「すべてに意味があった」などとうまいことまとめたみたいなのがもう嫌になってしまったのです。

妬みも恨みも呪いも欲も山盛りで、まじ無理だしまじ最悪だし救いもないしスーパー地獄。
そんな自分がかわいそうって思いたい時もあるし、そんな自分がかわいいって思いたい時もある。

今回は、私が地獄に落ちたときにだけ開いては「さみしいさみしい」と書き続け、さらには「自分はダメだ、最悪だ、滅びろ」と自分自身をジャッジし続けた、まるで自分から自分への閻魔帳(えんまちょう)のような日記を読み返し、あらためて自分の中の地獄を思い出しながらイラストを描きました。

わたしの地獄はわたしのものだし、あなたの地獄はあなたのものだよ!

(写真:小山田邦哉)

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